美容師になるには専門学校に何年通う? 美容師免許取得までの流れとは

  1. TOP
  2. ナナビコラム
  3. 進路決め
  4. 美容師になるには専門学校に何年通う? 美容師免許取得までの流れとは
2026年10月5日 進路決め

記事更新日/2026.10.5

美容師として働くには、美容師免許が必要です。高校卒業後、専門学校で知識や技術を身に付け美容師免許を取得するというルートが一般的です。では専門学校には何年通えば美容師になれるのでしょうか。実際に美容師免許を手にするまでの流れについて、詳しく解説します。将来、美容師を目指している人は、どうぞ参考にしてください。

美容師になるには美容師免許が必要

美容師は、国家資格のひとつです。そのため、美容師として働くためには、国家試験を受け、美容師免許を取得しなければなりません。

国家試験を実施しているのは「公益財団法人理容師美容師試験研修センター」です。試験は例年であれば、8月から9月にかけてと、2月から3月にかけての年2回行われます。試験内容は実技試験と筆記試験に分かれ、基本的には実技試験を実施した約1ヶ月後に筆記試験を実施するという流れです。この両方の試験に合格してはじめて、美容師免許を手にすることができます。

ただ、場合によってはどちらか一方しか合格できないこともあるでしょう。その場合は、次回に実施される試験に限り、合格した試験については試験が免除されます。

たとえば、8月~9月に試験を受け、実技は合格したものの筆記が不合格だった場合、2月~3月の試験では、筆記試験のみ合格すれば、美容師免許が取得できます。

美容師になるには専門学校に何年通えばよいのか

では、美容師になるためには専門学校に何年通えばよいのでしょう。通信制の場合は3年以上、専門学校に通学して学ぶ場合は昼間部・夜間部ともに2年以上の勉強が必要となっています。

 

ただし、先ほどもお伝えしたように、美容師は国家資格です。厚生労働省が認可した「美容師養成施設」に通わなければ、試験を受けることができません。美容師養成施設として認可されている専門学校は、関係法規や制度についての授業を30時間以上、衛生管理と保険を90時間以上、美容実習900時間以上など、厚生労働省が規定した教科課程を用意しています。

 

「美容」とつく学校であっても、厚生労働省認可の「美容師養成施設」でなければ国家試験は受験できません。学校選びの際は、認可校であるかを必ず確認しましょう。

美容師免許取得までの流れ

それでは、美容師免許を取得するまでの流れを確認していきましょう。

STEP 1
厚生労働省認可の美容師養成施設(美容専門学校など)へ入学
STEP 2
規定課程の修了(実習900時間以上など)
STEP 3
国家試験受験(実技・筆記)
STEP 4
免許申請・交付(医師の診断書・戸籍関連書類等が必要)
STEP 5
サロンにアシスタントとして就職(約3年間)
10分程度の仮眠でリフレッシュ
STEP 6
ヘアスタイリストへ昇格

美容専門学校を修了する

課程 必要な学習期間
昼間課程・夜間課程 2年以上
通信課程 3年以上

美容師国家試験の受験資格は、厚生労働省の認可を受けた専門学校において、昼間課程もしくは夜間課程で2年以上、通信課程で3年以上を修了した場合に得ることができます。まずは美容師養成施設(専門学校など)での充実した実習や座学を通じて技術と知識を磨き、国家試験の受験資格となる規定のカリキュラムを修了することが第一歩です。

国家試験の受験

年に2回実施されている試験のいずれかに申し込み、受験します。

願書は所定の施設等で配布されますが、専門学校内で実施されるガイダンスでの案内や手続きサポートを活用するとスムーズです。ガイダンスには必ず参加しておきましょう。

願書の受付は、試験実施日の約3ヶ月前から始まりますが、受付期間が決まっています。期間が過ぎると受験できなくなってしまうので、スケジュールの確認はしっかり行うことが大切です。

なお、受験料は、2026年現在実技試験と筆記試験を受ける場合は34,700円、実技試験のみの場合は18,800円、筆記試験のみの場合は15,900円となっています。

美容師免許の申請

美容師免許は、試験に合格すれば自動的に発行されるわけではありません。取得には、申請が必要です。実技試験と筆記試験に合格したら、次の必要書類をそろえて申請しましょう。

 

まず、「免許申請書」です。この書類は、国家試験合格通知書に同封されています。

医師の診断書の提出も必要です。この書類の様式も、通知書に同封されています。医師の診断を受けて提出しましょう。

 

そのほか、6ヶ月以内に発行された戸籍謄本か戸籍抄本、もしくは本籍が記載された住民票のいずれか1通が必要です。

書類ではありませんが、登録免許税としての収入印紙が9,000円分、登録事務手数料5,200円がかかります。いずれも、詳細は試験の合格通知書に手続き案内が同封されているので、そちらで確認すれば心配はありません。

美容師として勤務開始

無事に美容師免許を取得したら、いよいよ美容師として勤務スタートです。

サロン採用後は、現場のプロから直接学びながらアシスタントとして実践経験を積みます。個人差はありますが、およそ3年間の下積みを経て、指名を取れるヘアスタイリストとしてデビューするのが一般的なステップアップの道筋です。

 

なお、美容系の仕事に就くまでの流れは、下記ページでもわかりやすく説明しています!ぜひご覧ください。

資格・職業特集:美容・ファッション等デザイン・ブライダル|ナナビ

美容師になるためには専門学校には何年通えばよいのか、その後はどのようにして美容師免許を取得するかについて解説しました。将来を考える際の参考にしてください。

また、気になる美容系の専門学校があるなら、資料請求、説明会参加など、積極的に動いていきましょう。ナナビでも、学校情報や説明会情報を提供しています。ぜひ、活用してくださいね。

同じカテゴリーの記事

  1. 2026.10.29 進路決め
    大学受験の流れは? 受験の仕組みやスケジューリングのコツ
  2. 2026.10.29 進路決め
    大学受験に内申点は関係ある? 内申点が関係するケースとは
  3. 2026.10.20 進路決め
    心理学部は文系?理系? 受験科目や学ぶ内容について解説
学校種別
エリア
学問
仕事