資格・職業特集：美容・ファッション等デザイン・ブライダル

頭髪の刈り込み、シャンプー、顔そりなどをする。ひとりの客に2〜3人が各工程を分担して作業時間を短縮。厚生労働大臣の指定を受けた専門学校で2年以上（通信課程は3年以上）学ぶと、国家試験の受験資格が得られる。

客の注文に応じてカット、パーマネント、ブロー、スタイリングなどを行い、ヘアスタイルを美しく整える。髪や肌の手入れの仕方の相談にも乗る。絶えず新しいスタイルに対応。厚生労働大臣指定の専門学校などで2年以上（通信過程は3年以上）学ぶと、国家試験の受験資格が得られる。

エステティシャンには、スキンケア、痩身、脱毛など専門分野の知識と、カウンセリング技術が求められる。日本エステティック協会認定校や通信教育で所定のカリキュラムを修了すると、認定エステティシャンの資格が取得できる。

映画・テレビ・CM・雑誌・ファッションショーに出演するモデルに、監督や演出家の意図にそったメイクを施す。専門学校にはメイクアップアーティストコースがある。美容師の資格があると仕事の幅が広がり、フリーのメイクアップアーティストとして働ける。

感性を生かし、素材や色、スタイルを工夫して衣服をデザインする。アイデアをもとに何十種類ものデザイン画を描く。発想の豊かさが重要。服飾関係の専門学校や大学、短大で学び、アパレルメーカーに就職したり、各種のコンテストに応募したりしてデビューする。

CMやテレビ、映画の出演者に、雰囲気に応じた衣装や小道具をコーディネートする。各種アイテムの最新情報を収集し、提供先のメーカーや専門店と交渉。大学、短大、専門学校で学び、スタイリスト専門事務所や広告制作会社などで、助手として実力を磨くのが一般的。

指輪、ピアス、ネックレスをはじめとするアクセサリーのデザイン、製作を行う。企業内で働く場合とデザイン事務所やフリーで働く場合では、仕事の内容が若干異なるが、デザインセンスはもちろん、材料の特性や製作コスト、市場の情報収集力も求められることに変わりはない。

住環境についてのコンサルティングからプランニング、家具調度品のセレクションなどをする。素材や商品、建築、施工、見積もりなどについての専門的な知識とともに、美的感覚も重要な要素。インテリアコーディネーター資格試験に合格しておくと有利。

結婚式を挙げる施設に欠かせないブライダルアドバイザーとブライダルコーディネーター。結婚式の仕様についてふたりの望みを聞き、相談に乗り、プランをたてていく。その知識は専門学校のブライダル科などで学ぶことができる。業界で長年働くと、その人脈を活かして独立するケースも少なくない。