資格・職業特集：調理・栄養・バイオ

素材を生かしながら衛生面に配慮し、味のよい料理をつくる。まず、材料を見極めて仕入れ、素材の特性を生かせる調理法で仕上げる。ほとんどの場合、集団作業なので、チームワークが大切。厚生労働大臣指定の専門学校で1年以上学ぶと無試験で資格が得られる。

病気の人の療養のための栄養指導をしたり、多人数の給食施設などで栄養士を指導する。管理栄養士の国家試験は、4年制の管理栄養士養成課程では卒業と同時に受験できるが、2年制の栄養士養成課程では3年の実務経験が必要で、3年制は2年の実務経験が必要。

新しい食の資格。調理や栄養に関わる者だけではなく、食材調達からメニュー開発、テーブルデザインなど、食のあらゆる分野の仕事をするスペシャリストが対象。称号がフードコーディネーターで、1〜3級がある。栄養士、調理師の有資格者が多い。

食品に関する専門知識を活かし、消費者との橋渡しを行う食のプロ。食品の品質判定や食品情報の収集・提供などを行い、消費者からの信頼を得て販売促進につなげる。またレストランやホテルなどでは料理やメニュー、食卓、食空間などのコーディネートを行う。