自分に合った大学の学科は? 基本的な選び方や注意点を解説

  1. TOP
  2. ナナビコラム
  3. 進路決め
  4. 自分に合った大学の学科は? 基本的な選び方や注意点を解説
2023年9月21日 進路決め

大学は、自分に興味関心のあることを研究し、知識を深められる場です。とはいえ、ひとつの大学にもさまざまな学部や学科があります。どこが自分に合っているのかわからず、志望校選びに悩んでしまうという声も多いようです。そこでまずは、学部と学科について理解を深め、大学選びに役立てていきましょう。

学部と学科の違い

大学を選ぶ際、ポイントとなるのが「学部」と「学科」です。はじめに、その違いを確認しておきましょう。

学部とは

学部は、大学で研究する学問を大きな体系で分けたものです。大学を構成する単位であり、学校教育法では、大学に学部を設置することが義務付けられています。「学群」「学域」などの名称を使用する大学もありますが、位置づけは「学部」と似たものであると考えてよいでしょうす。

 

学問を大別すると「人文科学」「社会科学」「自然科学」の3領域に分けられますが、この3分類では漠然としすぎて、何を研究し学ぶかのイメージができません。もう少し細分化された、何かしらのジャンル分けが必要です。このジャンル分けされた分野を「学部」と考えるとわかりやすいのではないでしょうか。

 

例えば人文科学系なら文学部、外国語学部、社会科学系なら経済学部、法学部、自然科学系なら理学部、農学部、医学部などの学部があります。

学科とは

「学科」は、「学部」での研究を専門に分けて細分化したもので、学部を構成する単位でもあります。

 

例えば文学部なら、日本の文学を研究する「国文学科」、フランス文学を研究する「仏文学科」、歴史について研究する「史学科」のほか「心理学科」「演劇科」など、大学によって設置されている学部も名称もさまざまです。

大学の学科の選び方

では、数ある学部、学科の中から、どのようにして自分に合った道を選べばよいのでしょうか。いくつかの方法があります。

なりたい職業から逆算する

なりたい職業が決まっているのなら、その職業に必要なことが学べる学科を選ぶという方法がひとつです。

 

弁護士になりたいのであれば法律学科、建築物の設計がしたいのであれば建築学科、プログラミングの仕事をしたいのであれば情報学科などが該当します。

 

具体的な職業が決まっていない場合でも、「金融業界に興味がある」「外資系の企業で働きたい」など、ある程度の将来像があれば、そこから逆算することも可能です。例えば前者なら経済について広く学べる経済学科、後者であれば英語の力が身につく英語学科というように絞り込みができます。

学びたい内容や身につく知識から選ぶ

興味関心のあること、身につけたい知識から選ぶことも方法です。

 

例えば星や天体のことをもっと知りたいなら地学科、看護に関する知識や技術を身につけたいのであれば看護学科が候補になります。

 

なお、大学すべてが同じ学科名を用いているわけではありません。学ぶ内容が同じでも学科名が異なるというケースも多いので、名称で判断せず、幅広く調べてみてください。

大まかな学部から選ぶ

専門を決める前に、大まかに学部を決め、設置されている学科を選ぶという方法もあります。

 

まずは、大きく分けて文系か理系か、あるいは医療系、体育系、芸術系という方向性を決めましょう。それぞれに、どんな学部や学科が設置されているのかを調べると、興味をひかれる学科があるはずです。

学びたい教授や研究室で選ぶ

大学は研究の場であり、教壇に立つ教授は研究室を主催しています。メディアに出演したり本を出したりして、名を知られている教授もいれば、ニュースで研究成果が報道されることもあるでしょう。

そういった方向から選ぶことも、方法のひとつです。

学科選びの注意点

ここで、学科を選ぶときの注意点をお伝えします。

安易な妥協はしない

自分に受かりそうなレベルだから……という安易な妥協、消極的な選択はNGです。そのような選び方をすると、興味のない学科に進学することになりかねません。結局、学校がつまらない、授業についていけないということになりがちです。

 

大学を目指すなら「ここで学びたい」という学科を自分で決め、勉強を進めていきましょう。

学ぶ内容を具体的に調べる

近年は「マーケティング学科」「コミュニケーション学科」「リベラルアーツ学科」など、横文字の学科も増えてきました。「電気工学科」「電子工学科」など、似たような名前の学科もあり、学科名だけ具体的な学びをイメージするのは困難です。また、同じ学科名であっても、大学によって研究内容が異なることもあります。

 

学科を選ぶ際は、学科名だけでなく、必ず具体的にどんな研究や学びができるのかを調べるようにしましょう。

卒業後の進路まで考えておく

学科を選ぶ際には、卒業後の指針も持っておくとよいでしょう。もちろん完璧な計画は必要ありませんし、途中で気持ちが変わってもOKです。

 

一般企業への就職を希望するのか、国家資格に挑戦するのか、大学院に進学する可能性もあるのか、ぜひ将来のことも考えてみましょう。

積極的に情報収集をする

何も調べずに自分のイメージだけで決めてしまった場合、入学してみたら「想像と違った」という可能性もあります。積極的に情報収集をすることも大切です。

 

大学のサイトや資料だけでなく、通っている先輩や先生方にも話を聞いてみましょう。もちろん家族に意見を聞くことも大切です。ただし、両親が学生だったころとは時代背景や入試制度が大きく変わっています。意見を鵜呑みにせず、自分自身で情報収集することが大切です。

大学進学での学科の選び方や注意点について、お伝えしました。ぜひ、学科選びの参考にしてください。

気になる学科、何を学ぶのかよくわからない学科については、自分なりに情報収集することも大切です。資料を取り寄せたり、オープンキャンパスに足を運んだりしてみましょう。なお、ナナビではエリア、仕事、これから勉強したい学問、好きな学問から大学・短期大学・専門学校を検索できます。ぜひ活用してください。

同じカテゴリーの記事

  1. 2024.1.16 進路決め
    九州でデザインを学べる専門学校は? どんな分野が学べるの?
  2. 2023.11.28 進路決め
    観光学部では何を学ぶ? 学部の特徴や将来の進路について解説
  3. 2023.11.28 進路決め
    大学の文系学部にはどんなものがある? 学部選びのおすすめの方法