大学受験における志望校の決め方は? 判断のポイントや情報の集め方

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2022年8月8日 進路決め

大学受験をする予定だが志望校が決まらないと悩んではいませんか?

志望校によって受験科目は異なるため、志望校が決まらないと勉強すべき科目も決まらず、受験へのモチベーションも上がりません。

大学を目指すなら、少しずつ志望校を絞り込んでいきましょう。

この記事では、大学受験での志望校の決め方、情報収集のポイントについてお伝えします。

大学受験における志望校の決め方~評価材料となる項目とは~

どの大学を志望するかは、大学で何をしたいか、卒業後にどんな職業に就きたいかによって変わってきます。

とはいえ、何を基準に大学を選べばよいのかわからず悩んでしまうという人もいるのではないでしょうか。

そこでオススメしたいのが、自分の中にいくつかの評価軸を持つことです。自分の中に評価軸があると、大学を絞り込むときの判断材料になります。

具体的な評価軸として、次のようなことが挙げられます。

学びたい内容の学部、学科があるか

まずは、自分が何を学びたいのか、何に興味があるのかを考えて「大学に進学する目的」をはっきりさせてみましょう

もちろん、この段階では学部や学科のレベルまで絞り込まなければならないわけではありません。「心のことに興味がある」「生物分野の勉強がしたい」というように、ある程度の方向性を見定めてみましょう。

 

なぜ方向性を決める必要があるかというと、大学にはたくさんの学部・学科があるからです。学部や学科の設置のしかたは大学によって異なり、文系・理系どちらも設置している大学もあれば、文系あるいは理系に特化している大学もあります。

その中から志望校を絞り込むためには、やはり自分が何を学びたいかがポイントということです。

 

興味関心のある分野も決まっていないという場合は、規模の大きな大学のホームページをチェックすることから始めてみてはどうでしょうか。

ホームページに載っている学部や学科の中から「おもしろそう」「興味がある」「やってみたい」という学部や学科を見つけるという方法です。

 

志望校は、後から変更することもできます。自分の気持ちが固まるまでは枠にはめず、自由に探してみましょう。

希望の会社への就職実績があるか

大学卒業後に「ここで働きたい」という会社が決まっているのであれば、その会社や同じ業界への就職実績も、大学を選ぶ際の評価基準のひとつになります。

実績があれば大学のサポートがある可能性もありますし、希望の会社で働くOBやOGとのつながりを持ち、アドバイスを受けることもできるかもしれません。

 

学びたい教授、先生がいるか

大学は研究を深める場です。

美術や音楽、あるいは建築などの分野で著名な人や、物理学や化学など特定の分野での第一人者が、教授・教員として名を連ねている場合もあります。

もし、具体的に「この先生のもとで学びたい」という気持ちがあるのなら、その先生のいる大学が選択肢になるということです。

キャンパスや設備が魅力的か

大学にはほぼ毎日通いますし、学問や研究だけではなく、友人や仲間たちと交流する場でもあります。教室や食堂などの雰囲気も志望校を決めるうえで大いに参考になるでしょう。大学の様子がわかるオープンキャンパスの日程を調べ、ぜひ足を運んでみましょう

大学のホームページでも代替の雰囲気をつかむことはできますが、やはり画面で見るのと自分の目で確認するのとでは大きな違いがありますし、大学の空気を肌で感じることも大切なことです。

部活やサークルの実績があるか

高校時代、打ち込んできた部活があり、大学入学後も続けたいという場合は、その実績を判断材料にしてみましょう。

例えば高校時代、サッカー一筋、大学でもサッカーを極めたいというのなら、サッカーの強豪校に進むという選択肢が見えてきます。これも、充実した大学生活を送るための志望校選びの方法のひとつです。

自分の実力とマッチしているか

自分の実力に合っているかどうかも、考えておきたいポイントです。

もちろん、今の実力よりも高いレベルの大学に狙いを定め、受験勉強に励むことも決して悪いことではありません。

しかし、あまりにも実力とかけ離れた大学では勉強も大変ですし、入学した後で講義についていけないという可能性あります。これは逆のパターンでも言えることで、あまりにも実力より低い大学を選んでしまっても、雰囲気についていけなくなるかもしれません。

自分の実力と大学のレベルも、少しは気にかけておくといいでしょう。

大学に関する情報の集め方

次に、どのように大学の情報を集めればいいかお伝えします。大学受験では第一希望を決めることはもちろん、複数の進学先候補を持っておくことが大切です。

志望校の候補となりそうな大学に資料請求をする

気になる大学は、資料を請求して取り寄せましょう。ホームページでも情報を得ることはできますが、いくつかの大学を比較するときには、パンフレットなどの資料があると便利です。

オープンキャンパスに参加する

オープンキャンパスは、ぜひ足を運んでみてください。校舎や設備の様子がわかるだけでなく、通っている学生の雰囲気、学生募集にかける大学の意気込みなど、トータルでつかむことができます。

大学のホームページを見てみる

気軽に調べるなら、大学のホームページチェックから始めることも方法です。ホームページから資料請求もできますし、オープンキャンパスの日程を知ることもできます。

ポータルサイトで情報を調べる

自分の学びたい分野やなりたい職業が決まっているけれど、学校についてそこまで情報がないという場合は、ポータルサイトで複数の学校を見比べてみるのも、情報収集の始め方としては良い方法でしょう。
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