オープンキャンパスの案内には、服装について自由と書かれていることがほとんどですが、「好きな服装で」と言われるとそれはそれで難しいもの。制服がいいのか、私服がいいのか？「何を着ていけば良いのだろう」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
今回はオープンキャンパスでの服装についてご紹介します！
オープンキャンパス「制服と私服の割合」
悩んだときに便利な『制服』
動きやすくて快適な『私服』
制服で行けば「間違いない」という安心感はあるものの、「自由となっているのにわざわざ制服を着たくない」「休日に制服を着るのはちょっと」という意見も。また、私服に比べ動きづらいという難点があり、実技系の体験があるようなオープンキャンパスには少々不向きかもしれません。
しかし私服こそ「何を着ればいいのか」迷ってしまう人も多く、「みんながどんな格好なのか気になった。友だちと行くときは事前に話をしてある程度合わせて行ったけど、ひとりで行ったり親と行ったりする時は本当に迷った」なんていう声も！
オープンキャンパスでは、広いキャンパスを歩き回るので、快適で動きやすいスタイルがおすすめです。面談や入試相談をする場合もありますし、基本的に「きれいめ・清潔感」を意識してコーディネートしましょう。
季節にもよりますが、夏でもエアコンがきいていることもありますから、軽いカーディガンなど羽織るものがあると安心です。
オープンキャンパスの服装については、まず「これはNG」となるアイテムを避けるのが基本。次ではオープンキャンパスの服装・NGアイテムを紹介します。
私服で注意したいポイント5つ
私服で注意したいポイント5つ
- 派手な色や目立つ柄物は避ける
- 露出が激しい服はNG
- モード感の強すぎる服は一般的に避けたほうがよい
- 動きづらい服
- シミやシワなど清潔感のない服
オープンキャンパスではジーンズやTシャツの人も少なくないですし、カジュアルな格好でもまったく問題ありません。それよりも、相手に「派手」「だらしない」「不潔」な印象を与えないことが大切です。
オープンキャンパス私服の「OK・NGアイテム」一覧表
オープンキャンパスの服装・アイテム「NG・OK」一覧表
| アイテム | OK・NG | 補足 |
|---|---|---|
| Tシャツ | ○ | 手な色や目立ちすぎる柄は避けるのが無難 |
| カットソー | ○ | きれいめカットソーは◎ |
|
キャミソール |
✕ | 露出の激しい服は避ける |
| 襟つきのシャツ・ブラウス | ◎ | きちんとして見えるので◎ |
| ジーンズ | ○ | ダメージジーンズはNG 普通のジーンズはOK |
| ショートパンツ | ✕ | 露出の激しい服は避ける |
| スニーカー | ◎ | ひどく汚れているものはNG |
| ハイヒール | ✕ | パンプスならローヒールで |
| アクセサリー | △ | 派手なアクセサリーや大量につけるのはNG |
経験者に聞いてみた！
「オープンキャンパスにはどんな格好で行った？」「周りはどうだった？」
わたしはパンツスタイル、上は少しフリルのついたカットソーで行きました。パンダの絵がついたTシャツとキャップをななめにかぶって、パンダ柄のリュックを背負った子がいたけど、変に目立っていました。あんまり変わった格好をしていると落ち着かないと思います。
（女子高校生・2年/私立大学）
ジーンズにポロシャツ、スニーカー。とりあえず襟つきのシャツを着ろと父親に言われたから。Tシャツの人も多かったけど、学部の先生と個人面談があったので、襟のついているポロシャツでよかったなと思った。
（男子高校生・2年/私立大学）
ものすごく迷って友だちや親に何度も聞いたけど、実際にオープンキャンパスに行ってみたら、遊びに行く格好の人もいれば化粧している子もいたし、いろいろな人がいて、洋服はあんまり関係ないなと感じた。
（女子高校生・3年/私立大学）
母親がスーツを着ていたが、夏だったこともあるのかもしれないけど、そんな人はほとんどいなくて逆に目立っていて恥ずかしかった。
（女子高校生・2年/国立大学）
すごく長髪でテカテカの汚い制服を着ている男子がいて、みんな振り返って見ていた。不潔なのは目立つ。自分は白Tシャツに薄手のシャツを羽織った。それに普段からはいている白のスニーカー。普通が一番いいと思う。
（男子高校生・2年/私立大学）
半袖のサマーセーターにパンツスタイル。ななめがけのバッグで荷物用にエコバッグも持っていって正解だった。親と行ったときはおとなしめの格好で、友だちと参加したときは小花柄のスカートにきれいめカットソー、スニーカーで行った。
（女子高校生・3年/国立大学）
保護者の服装について
保護者の服装では「学校だからスーツで」と思いがちですが、オープンキャンパスでは比較的カジュアルなスタイルが多いので、逆に目立つ場合もあります。スタイルとしては、きれいめカジュアルが基本。たとえば、薄い色のカットソーやシャツにカーディガン、パンツや膝丈のスカートにローヒール。父親ならば、ポロシャツにチノパンやきれいめのジーンズにシャツといった感じです。
保護者の服装は迷ったら「シンプル」に徹するのがベストです。モノトーンやペールトーンのコーディネートが安心です。
オープンキャンパスで服装以外のチェックポイント
| アイテム | チェックポイント |
|---|---|
| バッグ | A4サイズ（パンフレット）などが入る大きさが便利。またはサブバックを用意していく。リュックも便利で◎。キャラクターものなどよりはシンプルなものが安心。 |
| 持ち物 | 筆記用具、メモ用紙、小さめの水筒やペットボトルなどがあると便利。最近はスマホひとつで何でもできるが、書類に記入して提出するケースもあるので筆記用具は必ず持参。 |
| メイク | メイクをする場合にはごくごく軽く、化粧をしているかどうかわからない程度にとどめておくほうがよい。 |
| マニキュア | 基本的にマニキュアはしないほうがよい。 |
| 髪型 |
長い場合にはまとめたほうが動きやすい。男女ともに、前髪が目にかかるとか伸びっぱなしのような不潔感のある髪型は避ける。 |
事前準備で安心！オープンキャンパス当日は楽しく過ごそう
実際にオープンキャンパスに行ってみると「いろいろな人がいるなぁ」と思うはずです。Tシャツとジーンズにサンダルみたいな人もいますし、ワンピースを着ている人もいるでしょう。
洋服の印象で合否が決まるわけではありませんから、あまり神経質になりすぎないで大丈夫！どうしても気になるようなら、コーディネートを友だちにチェックしてもらったり、保護者に確認してもらったりするといいですよ。
事前に準備して「これでよし」と決めたら安心して、あとはオープンキャンパスでのさまざまな体験を思う存分楽しんでくださいね。
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