「オープンキャンパスに誰と行くのか」「ひとりでも大丈夫なのか」と悩んでいる人は少なくありません。「高校生なのに保護者と一緒にオープンキャンパスに行くって変じゃないのかな?」と迷う人もいる一方で、友だちと一緒だと自由に行動できないとか、ひとりでは不安という声もよく耳にします。
そこで今回の記事では、
- オープンキャンパスに保護者と行く
- オープンキャンパスに友人と行く
- オープンキャンパスにひとりで行く
3つのケースについて、それぞれのメリットと注意点をまとめました。
オープンキャンパスは「保護者」「友人」と一緒に行く人が多い
3つのケースについて解説する前に、先輩たちがオープンキャンパスに誰と一緒に行ったのかデータを見てみましょう。旺文社教育情報センターによる調査では保護者と行ったと回答した割合がもっとも多くなっています。
今回引用した調査の回答では「友人」「保護者」と行く回答が多かったのですが、「ひとりで行く」割合も決して少ないとは言えません。では、それぞれのメリットや注意点について解説していきます。
出典:旺文社情報教育センター
オープンキャンパスに保護者と行くメリットと注意点
オープンキャンパスに保護者と行くメリット3点
- 保護者の視点でキャンパスを判断してもらえる
- 志望する理由を保護者に納得してもらいやすい
- 家族なので自分の意見を言いやすく思ったとおりに見学できる
01. 保護者の視点でキャンパスを判断してもらえる
02. 志望する理由を保護者に納得してもらいやすい
03. 家族なので自分の意見を言いやすく思ったとおりに見学できる
注意点:保護者が大学を決める流れになってしまわないように
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オープンキャンパスに友人と行くメリット
オープンキャンパスに志望校が同じ友人と一緒に行く人は多いですね。また、第一志望ではないけれど、「一応見ておきたい」とお友だちに誘われて見学ツアーなどに参加するケースもよくあります。希望の学部などが違う場合、「一緒にキャンパスへ行き、いったん分かれて、それぞれ見たいところを見て、後で合流してから学食など見て回った」というパターンも多いようですよ。
オープンキャンパスに友人と行くメリット2点
- 気軽に行けてイベントなどにも参加しやすい
- 友だちと印象を共有し比較検討しやすい
01. 気軽に行けてイベントなどにも参加しやすい
02. 友だちと印象を共有し比較検討しやすい
注意点:自由に動きづらく友人とはしゃいでしまいがち
オープンキャンパスにひとりで行くメリット
オープンキャンパスにひとりで行く人も実はけっこういます。保護者や友人と都合があわずに仕方なく……という人も心配しないでくださいね。周囲を気にせず集中できますし、自由に行動できるなど、ひとりのほうが良い面もあります。
オープンキャンパスにひとりで行くメリット3点
- 自分のペースで自分が見たいところだけ回れる
- ひとりの方が相談しやすい
- 志望校を知られずにすむ
01. 自分のペースで自分が見たいところだけ回れる
02. ひとりの方が相談しやすい
03. 志望校を知られずにすむ
注意点:自分以外の意見や印象を聞けない
オープンキャンパスに誰と行くかは「目的」も考えて決めよう
オープンキャンパスに誰と行くかは、自分の目的をベースに考える方法もあります。
第一志望でしっかりキャンパスを見たい場合には、ひとりか保護者と一緒に行くといいでしょう。模擬授業に参加したり、在籍する先輩たちに質問できたり、自分が納得いくまで見たい場所を見学し、興味のあるイベントに参加できます。希望する学部・学科だけでなく、関連する学部も見て回ることで細かいところまで確認できます。
まだ志望校を絞り込んでいなかったり、学部などが決まっていないような場合には、友人と一緒にいろいろなキャンパスを回ってみるのもおすすめです。いくつかの学校を見ることで違いがはっきりしますし、キャンパスライフに触れることでよりリアルに進路を考えられます。
いずれにしても、より多くの情報を得られますし、キャンパス全体の雰囲気などを感じられるなどオープンキャンパスへの参加は大きなメリットがあります。
最後に、WEB上でのオープンキャンパスについても触れておきます。コロナ禍の影響で、オンラインによるWEBオープンキャンパスが開催されているところも増えています。他県や遠方からでも参加しやすく、短時間ながら効率よく学校の特徴を把握できる、チャットだから質問しやすいといったメリットも多数あります。ひとつの選択肢として考えておくといいでしょう。
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