九州の私立大学で入試の難易度が一番高い大学はどこ?

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2022年9月20日 九州での進学お役立ちコラム

九州には、50校を超す私立大学があります。

どの大学も、独自の教育理念のもと特色ある教育を展開していますが、やはり気になるのは難易度です。

九州に数ある私立大学の中で難易度が高い大学はどこなのか、何が学べるのか、それぞれの大学の特色について解説します。

九州で一番の私立大学はどこ?

九州で一番といわれる私立大学はいったいどの大学なのでしょう?

多くの大学が複数の学部を設置していますし、文系・理系などの専攻にもよるので、一概に言えないのが実情です。特に、医学部・歯学部・薬学部などの学部をほかの学部と比較するのは、少々難しい面があります。

 

そこで、ここからは、いわゆる偏差値が高いとされている大学や学部を取り上げて紹介していくことにします。

九州の私立大学で入試難易度の高い大学

九州に数ある私立大学の中で、偏差値が高い大学、学部や学科をピックアップしてご紹介しましょう。

福岡大学

福岡県福岡市に本部を置く福岡大学は、文系学部・理系学部のほか、医学部と薬学部も設置する総合大学です。

商学部第二部も含めて5つある文系学部の中で偏差値がもっとも高いのは人文学部です。

人文学部には8つの学科があり、歴史学科、英語学科、教育・臨床心理学科がほかの学科に比べると偏差値が高めとなっています。

 

理系学部は理学部と工学部があり、偏差値はほぼ同程度。理学部、工学部ともに6つの学科があり、理学部の中では応用数学科、工学部の中では建築学科の偏差値が高めです

立命館アジア太平洋大学

略称「APU」の立命館アジア太平洋大学は大分県別府市に本部を置く大学で、文系に分類される2つの学部と設置申請中の学部があります

設置申請が通れば学部は3つになりますが、ここでは入試実績のある「アジア太平洋学部」と「国際経営学部」について見てみましょう。

2つの学部の難易度はほぼ同じですが、アジア太平洋学部のほうがわずかに高めです。いずれの学部も学科には分かれていません。

西南学院大学

西南学院大学は、福岡県福岡市に本部を置く大学です。

8つの学部を設置していますが、募集をしているのは文系の7学部となっています

その中で偏差値が高いのは外国語学部、法学部、国際文化学部です。

学科別に見ると、外国語学部に設置されているのは外国語学科のみ、国際文化学部に設置されているのは国際文化学科のみなので、学部の偏差値がそのまま学科の偏差値ということになります。

法学部には国際関係法学科と法律学科があり、難易度に差はありません。

入試難易度の高い九州の私立大学、それぞれの特徴は?

さて、上記で取り上げた大学には、どのような特徴や特色があるのでしょうか。

福岡大学

福岡大学の前身は、1934年に開校した福岡高等商業学校です。

その後、何度かの校名変更を経て、1956年に福岡大学となりました

建学の精神に基づいた理念として「人材教育と人間教育の共存」「学部教育と総合教育の共存」「地域性と国際性の共存」を掲げ、それを実践するプログラムが組まれています。

学部・学科は、医学部と薬学部を含む9学部31学科です。

全世界を視野に入れた国際的な学問、科学的な学問の場として、九州にとどまらず、西日本でも指折りの総合大学という評判を獲得しています。

キャンパスはひとつですが、施設の充実度は抜群。学部の壁を越えた交流も可能となっています。アクセスは、地下鉄の「福大前駅」が便利です。

立命館アジア太平洋大学

APUの愛称で知られる立命館アジア太平洋大学は、2000年に開学しました。

歴史はまだ浅いながら、九州の大学のオピニオンリーダー的存在となっています。

基本理念は、「自由・平和・ヒューマニティ」「国際相互理解」「アジア太平洋の未来創造」の3本柱で、キャンパスで学ぶ学生の約半分が留学生という環境です

 

グローバルリーダーを目指し、多くの刺激が待ち受けている大学です。

キャンパスは別府市街を一望できる高台にあり、留学生が生活する寮も設置されています。アクセスには公共バスの利用が便利。JR亀川駅から15分、別府駅から40分前後の距離です。

西南学院大学

西南学院大学はアメリカ人のキリスト教宣教師が設立した学校で、1949年に新制大学を開校しました。そういった背景から、キリスト教精神に即し、国際社会・地域社会に奉仕できる創造性のある人材の育成を使命としています。

学生を募集している学部は、神学部、外国語学部、商学部、経済学部、法学部、人間科学部、国際文化学部の7学部12学科。語学教育にも力を入れています。

注目したいのは、33に及ぶ国や地域の大学101校と、大学独自の国際交流協定を結んでいることです。もともと国際色ある校風ですが、さらにグローバルな学びを展開することができます。

 

さらに注目したいのが、九州の私立大学においてトップの就職実績を誇ることです。

一般企業はもちろん、難関の国家公務員にも合格者を排出しています。

キャンパスは広大ですが、敷地はひとつです。

天神から地下鉄で約7分の西新駅から徒歩約5分の地に、メインの校舎や図書館など、あらゆる施設が整備されています。

九州の私立大学の中から、難易度の高い大学をご紹介しました。

どこが「一番」と決めることはできないのですが、それぞれの大学が特色あるカリキュラムやシラバスを用意しています。

将来的に自分は何を目指したいか、どんな分野に興味があるのか、自分自身と向き合いながら志望校を決めるときの参考にしてください。

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