大分市ってどんな街？暮らしや学び、就職、雑学などを紹介

大分は、海や山、温泉など自然の恵みに恵まれつつ、都市機能もバランスよく備えた街。大分市の中心部では、複数の大学、短大、専門学校があり、進学や生活の環境が整っています。

この記事では、大分への進学を考える皆さんに向けて、市内での暮らし、学び、就職、そして大分ならではの魅力について紹介します。

家賃や買い物、交通の便は？大分での暮らし

暮らしやすさも遊びも程よく揃う住環境

自然と都市のバランスが取れた大分市。中でも、交通や買い物に便利な一人暮らしにオススメのエリアを紹介します。

若者が集まる大分駅周辺

交通の便が良く、大分の中心地でにぎわうエリア
次々と新しい商業施設や飲食店ができて充実
家賃はワンルームで4万円台後半～

家賃を抑えたいなら高城駅周辺

市内中心部へのアクセスが良好
スーパーや飲食店が多く生活に便利
家賃はワンルームで3万円～

買い物、交通の便以外にも、温泉施設やアウトドア施設が身近というメリットも。週末に気軽にリフレッシュできるのも大分ならではの暮らしです。

中心部はJR、バス。郊外では車が必須の場合も

市内の移動手段は、鉄道とバスがメインとなっています。

JRは日豊本線・豊肥本線・久大本線が通り、特急電車も停車するため県内・県外へのアクセスがスムーズ。大分バスや大分交通が市内外を結ぶ路線バスを運行しており、通勤・通学や買い物に利用されています。また、街中には「おおいたサイクルシェア」など、自転車の移動手段も整備されています。中心部の移動はスムーズですが、郊外のエリアでは公共交通機関の本数が限られているため、車が必須となる場合も。

自然が豊かな分、緑の中を駆け抜けるドライブが魅力の1つではありますが、公共交通機関を利用する際は事前に時刻表を確認しておくと安心です。

ショッピングモールに百貨店、温泉施設も！

JR大分駅直結の「アミュプラザおおいた」は、ファッションや雑貨、飲食店、映画館が揃い、休日のお出かけにぴったりのスポットです。さらに、駅ビル内には温浴施設「シティスパてんくう」もあり、ショッピングの合間に温泉でリラックスすることもできます。

トキハ本店をはじめとする百貨店、スーパー、コンビニ、ドラッグストアも充実しており、中心部なら生活に必要なものは一通り揃います。また、インバウンド需要の拡大に伴い観光産業が盛り上がり、大分駅周辺には調理スタッフや販売業、ホテル・リゾート施設などの求人が多く見られます。

学校の数や就職は？大分での学び

大分市には、3つの大学と2つの短期大学があります。代表的な大学としては、大分大学や日本文理大学などがあり、教育、経済、医療、工学など幅広い学問分野を学ぶことができます。専門学校も多く、ビジネス、医療、製菓、クリエイティブ、美容など、多様な分野を学べる環境が整っています。

また、大分県立図書館や大分市民図書館には、自習スペースが設けられており、静かに勉強ができる環境としておすすめです。

その他、大分市が提供する奨学金制度も。詳しくは下記の大分県の公式サイトでご確認ください。

https://www.city.oita.oita.jp/o189/kosodate/gakkokyoiku/1268209020398.html

製造業・商業・農林水産業が支える県内経済

大分県では製造業・商業・農林水産業が盛んです。特に鉄鋼や石油化学をはじめとする大規模な製造業が発展し、近年では半導体関連産業の集積も進んでいます。

製造業

大分県には臨海部に鉄鋼、石油化学、銅の精錬など、内陸部にITや精密機械などの企業が進出し、幅広い分野の産業が集まっています。半導体関連企業も複数拠点を置いており、県も産業の振興を支援しています。

商業・サービス業

卸売・小売の他にも観光業も盛んです。大分県は「おんせん県おおいた」のキャッチフレーズで知られ、別府温泉や由布院温泉など、多くの温泉地が観光資源となっています。

農林水産業

自然豊かな大分県は、しいたけの生産が全国トップクラス。他にもカボスやピーマンなどの青果、和牛などの畜産物が特産品として有名です。林業では、県土の約7割が森林（そのうち約半数が人工林）の環境を活かし、スギやヒノキの素材を生産。水産業では、豊後水道で一本釣りされる「関あじ」「関さば」がブランド魚として流通しています。

大分の雑学

方言は大分弁

大分県の方言である「大分弁」は、その立地から中国地方や四国地方の影響を受けた、九州方言とは異なる表現が特徴です。


えらしい	可愛らしい（例：あの子本当にえらしいね）
よだきい	面倒くさい（例：宿題するのがよだきいなあ）
かたる	仲間に加わる（例：こっちのチームにかたらん？）
しんけん	一生懸命（例：遅刻しそうでしんけん走った）